夜勤と上手く付き合っていくために
看護師という仕事は割と高給与であって、待遇的には恵まれています。一般の中小企業はもとより、実は一部上場企業に勤めている人でも羨ましいと感じる人がいるくらいなのです。
しかし看護師の離職率の高いといわれているのをご存知でしょうか？職場を離れていく人がいるのは、それ以外の面に問題があるからだと判断するのが妥当です。ズバリ離職の原因は、ストレス発散が上手くできないことだといわれています。
確かに、医療現場は大変シビアな仕事の連続です。少しのミスが人命に関わってしまいますし、多くの看護師がヒヤリハットを経験したことがあるといわれています。
それは新人になればなるほど、精神的な負担は大きいというデータも出ているように、早期離職が頻繁に起こっても何ら不思議ではない環境になっているのです。いかにしてストレス発散の場を与えてあげるかということが、今後の医療を支える上では重要なことになるのではないでしょうか。
夜勤の回数の多さが、ストレス値を高めているというデータが出ており、業界では注目されています。夜勤は拘束時間が非常に長く、時には15時間前後になることがあります。徹夜での仕事になりますから、バイオリズムが狂うのは当然のことでしょう。バイオリズムの狂いは生活リズムの狂いに繋がり、本人の意思がしっかりしていたところで、どうしてもストレスは溜まってしまうのです。
ストレス発散のための休息時間を用意することが重要になります。自宅や外出先で出来るストレス発散方法を見つけたり、仕事とストレスの関係性について理解したりしてみてはいかがでしょうか。
